R: 3 / I: 0TS近親おねショタ
朝の陽光がカーテンの隙間から差し込み、部屋に柔らかな光を投げかけていた。昨日まで「兄」だった和也は、鏡に映る自分の姿に目を奪われていた。しなやかな曲線を描く身体、ふっくらとした胸、腰まで伸びる滑らかな髪。まるで別人のように、否、紛れもない「姉」の姿だった。一方、隣の部屋では「妹」だった陽鞠が、男の肩幅と硬い筋肉に戸惑いながら、鏡の前で立ち尽くしていた。二人とも、昨夜の奇妙な夢の後、身体が入れ替わるように性別が変わっていた。
和也はリビングに降り、朝食の準備を始めた。慣れない身体の動きに戸惑いながらも、トーストとスクランブルエッグを用意する。そこへ、ぎこちない足取りで陽鞠が現れた。少年の無垢な顔に、どこか戸惑いと好奇心が混ざっている。
「お、お兄ちゃん…これ、わたし、ほんとに男になっちゃったの?」
陽鞠が低い声で尋ねて自分の声に顔を顰める。
「みたいだな…俺も、ほら、こんな身体になっちゃってるし」
和也は自分の大きく育った胸元を軽く押さえ、苦笑いした。
陽鞠の視線が、和也の薄いシャツ越しに透ける柔らかな膨らみに吸い寄せられる。ノーブラの胸に少年の頬が赤らむ。和也は気づかぬふりでキッチンに立つが、内心では自分の身体の変化に動揺していた。なぜか、陽鞠の視線を感じるたびに、身体の奥が熱くなるような感覚があった。