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最期の記憶は突っ込んでくるトラックだった。そして目の前で美少女が微笑んでいた。
「私の世界を平和に導いてください。この世界の誰にでも転生させてさしあげます。
勇者になって魔族を討伐するもよし、王となって守りを固めるもよし、魔王になって魔族を抑えるもよし。
転生相手と手段はお任せします」
「じゃぁ、女神様で」
「え!?ちょっとま…だめ、女神に二言は…いやぁ!…
……
…
お、マジでロリ可愛い女神様になってるじゃん」
こうして俺は女神としてこの世界を平和に導くことになった。
だが女神と言ってもなんでもできるわけではないっぽい。いや、ほぼ何もできない。
できるのは転生をはじめ、住人の設定を書き換える程度。あとは住人が勝手に世界を動かしていくのを眺めていることしかできないようだ。
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さて、まずは目の前にいる「俺」だ。どうやら女神の魂は転生でのっとられる前に逃げたらしいな。だがなにやらわめいて、うるさくてしょうがない。
「わかったわかった、せめて可愛い女の子に転生させてやるよ。あぁ、あの娼婦とかエロ可愛いな」
そう思った瞬間、「俺」の姿になった女神の魂は、その娼婦に宿った。
俺は美少女だった女神様が、妖艶な娼婦の肉体にされて男に貫かれる快楽に鳴く様子をみながら、オナニーした。
「お…ぁ♪ちっちゃくても女の子って…んふぅ♪男より…ぁ、ああああ♪」
やべぇ。女の子のからだって、やべぇ。これは世界平和に利用できるな。
そう思い世界を見渡すと、マズいことに気が付いた。魔王に捕まった王子が、拷問と称してナブリ殺しにあいそうだ。そうなれば人類と魔族の和平は不可能になる。
俺は…王子の設定を姫に書き換えた。
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「え?なんだこれ…ぇえ!?女に…魔王、何をした、私を女にしてどうするつもりだ!」
「何を言っているんだ、姫…あぁ、そうか、姫…国の秘密を話さないのであれば、今から"女"にしてやるぞ。魔のイチモツで処女を散らすがよい」
会話が微妙に噛み合ってないな。
どうやら設定を書き換えられた本人の記憶は残っているようだ。
しかし周囲からみれば、最初からその設定だったことになるらしい。
つまり王子は自分が王子だと憶えているが、魔王にとっては姫をさらってきたことになっている。
「は、話せるわけがな…や、やめろ、おっぱい揉むな…ぁ♪こ、このままじゃ私は魔王に…ん♪でもはなしたら人類が…ぁ、ぁ、ぁ、ぁあぁあ♪」
王子はあえなくいろんな意味で"女"にされてしまった。だが、これでしばらくは王子…いや、姫が殺されることはないだろう。
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俺はこうして稼いだ時間で、勇者を手助けすることにした。だが明らかに前衛の装備が貧弱だった。
俺の世界から強力な装備を持ち込むとしよう。あぶない水着か、ビキニアーマーか…
だが勇者パーティは全員男だな。ここは戦士を女にして…
「これが伝説の装備か。これは…紅一点の戦士に装備してもらうべきだな」
「紅一点?何を言って…あれ?声がおかし…たゆんって、これ…おっぱいぃいい!?」
それどころじゃない戦士を、他の3人はずるずると宿屋にひきづりこんでいく。
「外じゃ着替えれないし部屋を…え?なんだって?1室しか空いてない?しょうがないなぁ」
「ちょ、やめ、お前どこ触って…あん♪じゃねぇ…お、おい、マジで…?」
「どうして今までお前の魅力に気づかなかったんだろう」
「今日から毎晩楽しもうな」
「や、やめろ…ぁ、ぁ、ぁあ、アッーーーー!」
ゆうべはお楽しみでしたね。これで戦士も立派な女戦士になるだろう。
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と思ったが甘かった。
「おい、今日は俺からだろ」「いや、お前はこの前…」「そのまえに俺にパイズリを…」
やはり男3人に女1人では喧嘩になるか。
ここは賢者を女にしてバランスを取ろう。
「さぁ、俺のチンポをおっぱいで…チンポ…な、ないぃいい!?!?」
「おいおい、女同士でなんてもったいない」
「こっちの相手しろよ。今日は俺、賢者のほうな」
「ちょうどいい、俺もビキニアーマー脱がしたくてしょうがなかったんだ」
「ちょ、ちょっとお前ら、何かおかしいだ…や、やめ…ぁ、あ…」
パイズリ好きな賢者が自分でパイズリさせられたら可哀そうだから、ちゃんとペタン娘にしといてやった。
俺っていい女神だよな。
こうして勇者一行の強化もでき絆も深まった…が、今度はまた魔王と姫のほうが妙な空気だ。女神というのも忙しいものだな。