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「先生!わたしですよ、わたし!」
「誰…?」
久しぶりに会った弟子は、見違えるようだった。すっかり出るとこは出て、女らしくなって。
「でもたしか、キヨヒコ君は男の子だったよね?」
「先生に教えていただいた剣の腕が認められて、後宮騎士になったんです!」
あぁ~。聞いたことある。後宮で男が働く場合、王妃達に手を出せないように昔は宦官っていってチンポを切り落としていたらしい。今は魔法技術が進んで、女に変身させるんだったな。
「それでですね!師匠の話をしたら、是非の後宮騎士達のために臨時講師をと。王宮からの任命状もこのとおり」
「え…それってもしかして、俺も後宮に入るのに女になるってことじゃ…?」
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「えぇ。あ、でも大丈夫です。臨時講師なので期間はまずは半年。任期が終れば男に戻れますから」
「いや、でも、しかし…」
とはいえ王宮の任命状では断れない。
「それに…ふふ、女の体って結構イイものなんですよ。こちらはわたしのほうが先生、になっちゃうのかな」
ゴクリ…このキヨヒコ君と…レズ?
そういえばキヨヒコ君、中身は男のくせにやたら誘うような仕草してくると思ったらそういうことか。
ま、半年の辛抱だし、どうせ断れないんだし、そういうことなら楽しんだほうが得だよね。
「可愛い弟子の頼みだしね。わかったよ、行くよ」
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キヨヒコ君につきそわれて入った部屋の真ん中には魔法陣が描かれていた。これが性転換の魔法陣か。
もう一度キヨヒコ君のほうをふりかえり、すっかり女になったその体とレズれる、そう覚悟を決めて魔法陣に入る。
魔法陣がかがやきだし、もう後戻りはできない。
乳首がむずむずすると思ったら、服を押し上げるように膨らんでくる。なんだか先っちょがキュンっとして、でも胸全体はぞわぞわと甘い感覚が沁み込むようで…そんなことを感じてるあいだに俺にはおっぱいが生えていた。
間近で見下ろしてるっていうのもあるんだろうが、自分で言うのもなんだが、むしゃぶりつきたくなるようなおっぱい…。てこれ、俺のなんだよな。
そしておっぱいに気を取られてる間に、気づくと股間のチンポの気配が無くなっていて、一瞬愕然とする。
だけど虚無感ではなかった。ジンワリの、もっと体の奥に熱い気配を感じる。
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「先生…やっぱり素敵…」
女になる姿を、自分のおっぱいをまじまじと見つめて思わず持ち上げてるところを弟子に見られた!
一瞬羞恥を感じるが、そんな俺をみるキヨヒコ君の瞳はあきらかに欲情した男の物だった。
あ~、良かった。うん。キヨヒコ君、もしかしたら女になったら、男の俺のこと好きになっちゃったのかと思って、自分もそうなるんじゃないかと心配してたけど。
この分ならだいじょぶそうだな。
「先生…、剣術をまた半年教えてもらえるんですね」
「あぁ、そうだね」
「そして…女の体のことは、わたしがたっぷり教えて差し上げますね♪」
「…!?…ぁ…ぁあ♪」
な、なんだ、おっぱいとふともも触られただけで…!これはちゃんと教えてもらわないと楽しみきれ…いや、うまく扱えないかもな。
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「え?俺もこれ着るの~?元の服でいいよ」
着替えだと渡されたのは、キヨヒコ君が来てるのと同じ、ちょっと防御力に疑問がある装備だった。特に周囲の視線からの防御力が、なぁ。
「いえ、講師として後宮騎士所属なので、制服ですから。それに今の体で以前の服では…その…かえってみっともないです」
ま、それもそうか。恥ずかしいが、しかたないよな。
でも慣れない女物装備をキヨヒコ君が手伝ってくれて、その、視線とか、ときどき肌と肌が触れあって、自分も女の柔らかい体で、なんというかアハ~ンな感じだ。
女ばかりの後宮で今からこれで、やっていけるんだろうか。
「できましたね…ちょっと…その、美人で、グラマーで、うらやましいです」
自分が裸が女なのも衝撃的だったけど、きちんと装備してみると美人が映えて…なんというか、さらに恥ずかしい。
「じゃ、後宮内を案内しますね。ちょっとした街みたいなものですから」
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「これで外に出るのかい?」
なんだか女装して外歩くみたいで恥ずかしかった。だけど外に出ると、皆ちょっといろっぽい服の女性ばかりだった。
思わずエロい視線で見てしまって、気づく。俺もあんなふうに見えてるのか…
ますます恥ずかしくなるのに、なぜだか視線が肌をなぞるような気がして、さっきのキヨヒコ君の指を思い出して体が…んふぅ
そんな感覚に慣れてくると、女性同士腰や肩を抱き合って歩いたり、物陰でいちゃいちゃしているのに気づく。
「あ、お気づきになりましたか?元々女ばかりで相手が女しかいないうえに、我々みたいに中身男も結構いますからね。よろしければ…先生もわたしと…」
「いや、遠慮しとくよ。まだちょっと恥ずかしいしね」
プクっとふくれるキヨヒコ君が可愛い。いや、いかんいかん、彼は弟子で、男なんだぞ?
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「大分歩きましたね。少し一服していきましょうか」
そう言われてついていくと、そこは…
「風呂…か」
まだ時間が早いせいか人は少ない…が、脱衣所は当然裸や半裸の女性ばかりだ。目のやり場に困る。
だがキヨヒコ君はもう脱いじゃってるし、ここで半年生活する以上風呂無しってわけにもいかない。ここは思い切って入るしかない、な。
入ってみると、なんということはない風呂だった…
「ひゃん?き、キヨヒコ君?」
「ほら、先生、今は女なんだからちゃんと清潔にしないと…それにちゃんとココもこう洗って」
「ぁ…ぁ、あ、ああ」
ほんとに?ほんとにそんな奥まで念入りに…て、これ、公衆浴場でマズいんじゃ…
助けを求めて周囲をみたが、外で見た風景と同じ、あちこちで裸でいちゃこらはじめていた。
「ぁ…っ」
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「ふふ、先生、軽くイっちゃいました」
あれがイく…しかも軽く?まだ体がふわふわウズウズする。
「じゃ、先生の部屋にご案内しますね」
俺は部屋に連れ込まれると、そのままキヨヒコ君に押し倒された。そうなる気がしていた。いや、認めよう、体が期待してしまっていた。
「あの先生をこんなに好きにできるなんて、楽しい」
「だってさ、こんなの俺知らな…ぁあ♪そこ…なんかだめ…」
「もっとダメになっていいんですよ、半年この体なんだから、ちゃんと知っておいてください」
「ぁ、ぁ、ぁ、ああああ♪」
こうして1日目の夜はふけていった。
女になって初日にして、あまりにいろいろありすぎじゃない?これから俺の性活、どうなってしまうんだろ。
そんな不安と期待も、みるまに快楽一色に塗りつぶされていった。
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さて、今日から剣術の講師としての仕事だ。
女になってもうまく剣を扱えるか不安だったが、俺の剣は元々力任せの剣ではない。経験に基づく読みと臨機応変の対応が真髄だ。剣をふるってみたが、特に問題はなかった。
だがそれほど多くないとはいえ、後宮の女騎士達の前に女装も同然に立つのは恥ずかしい。
「恥ずかしがることないですよ、先生。ここにいるのは皆選ばれた精鋭…ほとんどが元男です」
なるほど、むしろほとんどが元男の後宮騎士を教えるのにちょうどいいから、俺が選ばれたのだろうと納得した。
「では先生の腕前も納得していただいたところで、今日は歓迎会としたいと思います」
「「「うぉ~~」」」
な、なに?この盛り上がり。
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その意味はすぐ分った。
「ちょ、ちょっと?皆いる前でそんな…ぁ、あ♪」
懇親会上には料理とかは用意されていなかった。そのかわり布団がしきつめられていた。
そして俺はキヨヒコ君に昨晩開発されたところを責められて…
「新人…女になったばかりの騎士に女の体に慣れてもらうのと…ふふ、わたしたちほとんど元男ですから、こうやって親睦を深めちゃうんです」
「先生、こちらのお手並みも拝見いたします」
「ぁ♪ちょっと、おい…あん♪」
「憶えてますかぁ?わたしも先生の弟子だったんっすよ。ほら、トシアキっすよ」
「え?お前そんなロリ巨乳に…ぁはぁあ♪おっぱいがおっぱいでぇ?」
「先生の体もなかなかっすよ~」
夜が明ける頃には、皆とすっかりうちとけていた。こんなのが半年…俺、正気でいられるだろうか。
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だがおかげでこの体にもなじみ、後宮騎士達との意気もあい、訓練は順調だった。
立場的に元男だというのもまぁ分ってしまうのだろう。騎士以外の元男や、レズっけのある女官たちのお誘いも多くて、後宮から出られなくとも私生活でも女に不自由していなかった。
はっきり言って男の時より昼も夜も充実していた。
そんなある日、王が訓練の風景を見に現れた。俺の実力を確認したいとかで、騎士団一の腕前のキヨヒコ君との試合になった。
ま、ここの生活を半年をまたずにクビになるのももったいないと思ったので本気出してしまったのは大人げなかったかな。
王は満足した様子で、俺をキヨヒコ君と共に夕食に招いてくれた。贅沢な飯にいい酒。ほどよく王への緊張も解けてきた時だった。
「それによく磨いた肉体だったのだろう?女になってもなかなかのものだ」
王がそれとなく隣によりそうように席をうつってきたのは。
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王は俺ににじりよるように、腕を肩に、そして手を服のすそから胸に…!
「お、王!?おたわむれはよして…ぁ、あ♪」
「たわむれではない。王たるもの、良き跡継ぎ候補は何人いてもよい。お前の剣の血筋が王家に欲しい。それに剣の腕、我が子に伝えてほしい」
え?え!?それって俺に妃の一人になって子を産めって!?
「ちょ、お、王様、俺男だし、あと少しで任期が終って…ぁ、あ、ああ!?」
突然の快感に力が抜ける。気が付くとキヨヒコ君に後ろをとられて愛撫されていた。
「先生、王のお誘いを断ってはいけませんよ。断れば…」
死…
「で、でも…ぁ、あん♪ちょ…あはぁ、そこだめ…ぇ」
「キヨヒコ、よくこの者の体を調教…いや、仕上げた。褒めて遣わす」
「ありがたきお言葉」
ど、どういうこ…ぁ、でも…何もわからな…ぁ、ぁ、ああ、だめ、今までエッチ三昧しすぎて体がすぐに熱くぅぅ