朝食を終え、二人で片付けをしていると、陽鞠が不意に和也の背後に近づいた。少年の息遣いが、和也の首筋に触れる。
「お兄ちゃん、なんか…いい匂いするね」
陽鞠の声は少し震えていた。
「バ、バカ! 急に近づくなよ!」
和也は慌てて振り返るが、陽鞠の真剣な瞳に言葉を失う。
その瞬間、陽鞠の手が和也の腰に触れた。少年の指先は熱く、しなやかな柔肌を這うように動く。
「陽鞠、ダメだって…俺たち、兄妹なんだから…」
和也の声は弱々しく、抵抗する力が抜けていく。
「お兄ちゃん……ごめんね。なんか…身体が…熱くて」
陽鞠の声は切なげで、ズボンの前が膨らんでいるのが和也の目に飛び込んできた。
和也の心臓が早鐘を打つ。理性ではいけないとわかっているのに、身体は和也の熱に反応してしまう。陽鞠の手が和也のシャツをたくし上げ、柔らかな腹部を撫でる。
「んっ…♡ ひま、り…待って…♡」
和也の声が女のように甘く漏れる。
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