おかえり、清彦」
「……どなた?」
疲れて帰ると部屋に見知らぬ美少女がいる。怪しいのだが煽情的な衣装に目が離せない。
「私は…オレは一年後のお前だよ。一年後、怪人組織に捕まって、メス堕ち…悪堕ち魔法少女にされたんだ」
彼女は自分の胸を軽く押し上げ指で黒い生地をなぞる。瞳が一瞬、とろんと濁った。
「女の快楽に簡単に堕ちた。子宮を意識した瞬間から、頭の中が真っ白になって……御主人様や怪人様の触手に何度もイかされて、忠誠のご奉仕で自ら……違う、耐えたの、けど御主人様のテクニックが凄くて…じゃなくて」
清彦の喉が鳴った。
「でも私…オレは、完全に堕ちる前に逃げた。洗脳寸前で脱出して、転移装置を使って、気づいたら1年前にタイムスリップしていたんだ」
「このままじゃ、一年後にこうなる。その未来を変えたいんだ!信じてくれオレ…清彦」
正直信じられない。
自分の秘密を知っていたけれど…でも美少女になって、いい匂いがして、あられもないコスチュームで平気でいるなんて、でも美少女の頼みは断れない。
「けど信じられない、自分が女体化してそんな格好するなんて」
「……えっ、これ?ホントはすっごく恥ずかしいし。こんなに肌が出て……街中で変な目で見られたし。でも、魔法を発動させるにはこれに変身しないと、だし。し、仕方なく着てるだけ……本当に仕方なく、ね?」
(満更でもないんだな)
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