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「どうしてブルマーじゃなんだ!」
親父のゲームや漫画で知った、その至高の存在、ブルマー。
親父が子どもころは女子は皆それを履いていたという。
「みんな、ブルマー少女になればいいのに!」
その時だった。おっぱいを躍らせ走る女子の短パンがブルマーになったのは。
いや、次第に周囲の女子もブルマーになっていく。違和感に気が付いて見下ろして、あわてて股間を隠すようにしゃがみ込む女子もいた。
「願いが…叶った!?こ、これがブルマーの破壊力…!」
だがすぐに、自分の下半身に違和感を感じた。太ももがゴムでしまるような、ふとももがむき出しになるような感覚。
見おろすとそこには…
「お、俺もブルマー!?このふくらみは…おっぱい~!?」
その日、その学校を震源に、人々は次第にブルマー少女へとその姿をかえはじめた。
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だが、この現象がはじまったばかりの今はまだ、校庭の片隅でのできごとだった。
突然ブルマ少女になってしまった男子は、あわてて校舎のトイレにかけこみ鏡で自分の体を確認する。
たしかに可愛い女子になっていて、体操服をたくしあげるとブラにつつまれた谷間があった。
周囲には同様にあわてて胸をはだけたりブルマをぬいで股間をまさぐる女子が数人。
「なぁ、お前もブルマ少女になっちまった男か?」
「そういうお前も…おい、ちょっとおっぱい揉ませろ」
「自分のだと見えにくいなぁ。お前のチンポ、ほんとにマンコになってるか見てやるよ」
こんな事態だというのに、ヤりたい盛りの男子にとっては逃したくないチャンスに思えたのだろう。
「ぁ…♪お前ばっかりズルいぞ。ほれ…ん、あ♪なぁ…このままレズっちまおうか…」
「こら、お前たち、男子トイレで何をしてる!」
その時、男性教師が男子トイレのただならぬ様子に驚き声をあげる。
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「い、いいから、ま、まずは保健室に」
事態がのみこめていない男性教師は、そのブルマ少女達が元男子とも気付かず連行する。
だがその時だった。
「あ、先生もブルマ女子になった!」
「え?なにを…ぶ、ブルマ!?なんで俺がブルマーを!?」
「よ~し、先生もレズっちゃおうぜ~!」
ついにブルマ女子化現象は、校庭から校舎内へとジワジワと広まりつつあった。だがまだこの時は、震源地の校庭を中心に広がっているなんてことは、誰も気づきようもなかった。
「お前、ほんとに清彦か?じゃぁ問題ないな、一発ヤらせろ」
「や、やめろ、男となんか…ぁ…ぁん♪あっーーーーーー!!」
だが急に清彦を貫いていた熱い快感が消え失せる。ふりむくと、そこにはブルマを膝までさげた体操服の女子がいた。
「お、俺までブルマ女子に!?こ、これって染るのか!?」
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その叫びをきっかけに、に男子達が逃げ始める。だが校門に向かい校庭に出た者からブルマ女子になっていく。
「や、止めろ!校庭に出るとブルマ女子になっちまう!」
それを目にした男子は急いで止まろうとするが、後からつめかけ感染と思い込んで逃げようとする男子におされて、校庭に押し出される。
「ぁ…生足が…ズボンがブルマーになる!ぁあ、おっぱいが…ふくらむぅぅ!!」
校門から駆けだしてくるブルマ女子の群れ。今時みかけないブルマに、ブルマ現役世代のオッサン達の足が止まる。
だが次の瞬間、オッサン達のスーツはブルマになり、若返り、おっぱいがふくらむ。
「こ、これが…夢にまで見たブルマの履き心地…!」
「やぁ、あなたも同好の志ですか。どうです、単身赴任で近所で一人暮らしなんですが…」
「いいですなぁ。ブルマもTS物もレズも好物ですよ」
もちろん、オバタリアンも可愛いブルマ女子になる。どうやら子どもは成長したりはしないらしく、ブルマ幼女達も見かける。
だがまだご近所の事件で、政府が把握するのはまだ先だった。感染ではなくブルマ女子化現象が校庭を中心に広がりつつあることに人類が気付くのは、まだ先の話だった。
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「なんで、なんでこんな恥ずかしい服になるのぉ!?」
一方、いきなりブルマをはかされた女子は恥ずかしくて、ジャージをはいたり、スカートをはいたりしてみた。
だが着替えても、ブルマの上から着れば消滅してまたブルマだけになってしまう。ブルマからはきかえれば、はいた物がブルマに変化してしまう。
いちどその現象でブルマ少女になると、何を着てもブルマと体操服になってしまう。
ブルマでなくなる方法は、半裸や全裸になるしかなかった。
そしてそれは元男子も同じだった。
そして学校の購買部で売っていたジャージや短パンが、いつのまにかブルマだけになっているのに関係者が気づくのは、この騒ぎの調査が始まってからだった。
学校の近所の衣料品店の品揃えも、いつのまにか女性用下着と体操服と…ブルマだけになりつつあった。
その頃、やっと保健所から防疫服に身を固めた医療関係者が到着する。
が、校門に近づいたとたん、みるまに防疫服が縮み紺色になり…ブルマになり、そこにはブルマ少女が呆然と立っていた。
事ここにいたって、どうやら感染ではなく怪現象だと役場が気付きはじめる。