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「おはよう、双葉。じゃ、買い物いこっか」
うちあわせ通り、太刀葉が待ち合わせ場所に現れる。
「きょ、今日は私の家来ない?」
双葉に憑依した俺は、これまた太刀葉との打合せ通り、双葉の家に誘う。
(ちょっと、わたしから出ていってよ!わたしのふりして何するつもりよ!)
頭の中では双葉が騒いでいるが、もう今更後にはひけない。
実はこの前、太刀葉から頼まれたんだ。太刀葉はレズで双葉のことが好きなんだ、と。
だけどそのケが全然なさそうな双葉に憑依して、双葉が太刀葉を誘った形にして、きっかけを作って欲しいと。
憑依なんてバカなと思ったけど、太刀葉は魔女の家系だとかなんとかで、本当だった。
太刀葉の最初の指示は、双葉として太刀葉を家に連れ込んで、女友達と思って何も疑ってないフリをしている太刀葉を襲うことだった。
そして太刀葉は最初は拒絶しながらも、最後には双葉の気持ちに応えてしまう演技をする。
こうして既成事実を作って、後は状況に合わせて二人のレズ関係を作る手伝いをする。そういう話だった。
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美人の太刀葉がレズで、男の俺じゃ口説く余地もないのは残念だった。でも双葉としてでも一度は太刀葉を抱けるわけだし、レズ体験もできる。引き受けない手はなかった。
憑依してみると、双葉の意識はあるけど俺が体の支配権を握る感じだった。ちょっと煩いが、俺の正体は双葉には分からないみたいなので安心した。
「おぉ…自分視点で見るおっぱいもなかなか…ん、揉み心地けっこういいじゃん、だけど…ぁあ♪揉まれる感じもけっこう…ぁ、あ、乳首ぃ」
(いや~やめてやめてやめて、なんでわたしがこんなめに~!)
と、お楽しみはこれからで、まずは太刀葉との待ち合わせ。
そして太刀葉を家に連れ込んで、双葉をのっとった俺が太刀葉をレズに誘う…
そんなシナリオの茶番劇がはじまった。
まずうっかりジュースを太刀葉の服にこぼす。そして脱がして洗濯機に入れる。半裸になった太刀葉はもう外には逃げれない。
いかにも双葉が太刀葉を騙して逃げられないようにした、そんな状況をつくりあげる。
(な、なにをする気なの。わたしの友だちに変なことしないで!)
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俺もおもむろに服を脱ぎ始める。
「なんで双葉も脱ぐの?」
太刀葉が白々しく聞くが、これで何も疑いようもないノンケを俺が…というより双葉が襲うという状況が心の中で叫ぶ双葉にも認識できる。
「太刀葉だけ下着姿じゃ恥ずかしいじゃない。それとも…わたしの香りがしみついたこの服、着る?」
(やだやだ、何言ってるの、それじゃわたしがまるで誘ってるみたいじゃないのぉ!)
「な…なんか今日の双葉、いつもと違うね」
まだ無邪気にふるまって見せる。だが半裸の太刀葉を前に俺のほうが我慢できない。
「そう?なんか太刀葉の肌すべすべでうらやましくて…ちょっと触ってみていい?」
「うん、いいよ…ひゃ?ちょっとぉ、なんて触り方するのよぉ」
「おっぱいもやわらかそう…くっつけて試しちゃえ」
「え…ぇえ!?ふ、双葉、ちょっと…!?」
(太刀葉、逃げて~~~!!!)
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逃げるわけがない。これは何も知らない双葉を観客にした、俺と太刀葉によるレズ劇場。双葉が太刀葉をレズにひきずりこむ物語。
「あら、太刀葉、下着姿で外に出るつもり?逃がさない…だって、大好きなんだもん」
「わ、わたしたち女同士よ?だめ…だめよ…」
「わたしのこと、嫌い?」
「嫌いじゃないけど…」
「じゃぁ、好き?」
「好きだけど、そういう好きじゃ…ぁ…あ♪」
「そういう好きになって…もうここまできたらそうしないと、わたし、わたしたち…!」
「そんなの…いけない…」
「だぁめ♪さっきのジュース、媚薬が入ってたの。だから楽しんでいいのよ」
(だめ、太刀葉…だめ、耐えて…ぁ、あ、そんな、太刀葉やわかくて、こんなのダメなのにわたしの体で勝手に感じないでぇ…あ♪)
「あ…双葉ぁ♪…わたしへん…変になっちゃっていいのかなぁ…♪」