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「へえ、これがボク、、、じゃなくてわたしかぁ。」
俺、ボク、わたしはその姿をじっくり眺めようと、天界の鏡に顔を押し付ける。
俺は何かの間違いで天界の女神様に殺されてしまったので、転生特典を手に生き返っている真っ最中だ。
この女の子は俺が同人漫画で描いていたキャラで、名前は糸色希。最近の流行りの影響かTSキャラで、男だった頃の名前は糸色望。某漫画雑誌で連載されていた漫画のキャラと同じ名前だが、多分ソレは偶然だ。
いや、嘘です。思いっきり影響されてますが、俺の性格上、似ても似つかぬキャラになっただけです。
今は中学1年生だって設定だから、ボクサーパンチを履いてるし、ロンティーの下はスポーツブラだけど、商業誌で連載することも決定していたので、連載終了時、とある地方の国立大学を卒業し、地方の高校で教職をとる頃にはGカップの女教師として、男子生徒のハートを鷲掴みにしている筈だ。
「そうですね。」
俺を殺してくれた女神様は、某女性声優みたいな声で言った。
「わたしの不手際で、あなたの死体は木っ端微塵ですが、、、そのお詫びと言っていいのかどうか分かりませんが、あなたのご希望通りの姿になってると思いますよ。」
うんうん。
「後、もう一つの方は、、、。」
「そっちも大丈夫ですよ。ご希望通りの、世界最強の肉体を与えてありますよ。メリケンの軍隊だろうが、某赤い大国の刺客だろうが、絶対に負けることはありません。」
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ボクの名前は糸色希。11歳の小学5年の女の子さ。
夕べ、初潮の痛み?苦しみ?の中で見た夢によると、、、、ボクは22歳の大学生だったらしい。夢の中のボクが見た姿っていうのが、今のボクそっくりだった。
あの女の子が、大学を卒業して学校の先生になるらしいんだけど、何とその時には、ブラのカップがGカップになるらしい。重くないのかなぁうちのママ、Gよりは小さいFカップだけど、「重くて大変。肩凝ってしょがもないわ〜。」っていつも言ってる。
あと、地上最強っていうのも気になる。ボク自身が望んだことらしいけど、苦しい修行とかあるんだろうか。そういうのやめて欲しいんだけど、、、。
、、
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時は下って、中学3年の夏休みのこと。
「希ちゃん、大丈夫?」
そう声をかけられたのも無理はない。某ショッピングモールの駐車場で車に戻るところでクマに出会ったのだ。これが某クマアニメのクマゆるとかクマきゅうだったらともかく、モノホンの熊だ。
とは言え、ボクの返事は軽いモノだった。ママも心配してるようには見えない。
「へっちゃらへっちゃら。凛ちゃん、ボクがちょっとお説教してくるから待ってて。
おう、そこの熊公。お前、自分が誰に喧嘩売ってると思ってるの?」
ボクがそういうと、それまで低い声で唸ってた熊が、お腹お上に放り出して、「くううん。きゅう。」と鳴き出した。絶対服従のポーズだ。
「いーい、ここは人間が食べ物を買ったりする場所なの。お金がなくて買い物する気がないなら、ささっと山に帰りなさい。」
まあ、お金があって、買い物するつもりがあっても、買えないだろうけど。
ボクがそういうと、熊の反応は劇的だった。一瞬で身を翻し、山に向かって去っていく。
「終わったよ〜。」と声をかけると凛ちゃんは地べたにへたり込んだ。そして。「希ちゃんのお母さん。」とママに向かって話しかける。
「いつもこんな感じなんですか?」
「そうねえ。ツキノワグマに遭ったのは初めたけど、だいたいこんな感じねぇ」
「そうなんですね。」
北海道にちょっといた頃人喰いヒグマに出会った時は大変だった。魔法って概念が地球のはないから使えないので、たまたま手に持ってた大人用ブーメランで倒したけど、人間の味を知ってなければ良かったのに。
「みんなには内緒だよ。」
ろくな武器もなしにヒグマと戦える人間がいるなんて知られた日にはどうなるのやら
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糸色希を始めとした、ルビ振りを宜しくお願いします。