23ae52ae No.3733
キッチンに、トントンと軽快な包丁の音が響く。
「……よし、これでみじん切りはバッチリね」
俺は自分の声に、思わずうっとりと聞き惚れてしまった。
少し高めで、愛らしい響き。
昨夜までの、あの低くて冴えない男の俺の声とは大違いだ。
ふわりと視線を落とせば、フリルのついた白いエプロン。
そして、その下には——何も身につけていない。
夕方の西日が、カーテンの隙間から滑り込んで、滑らかな絹のような、この女の子の肌を黄金色に染め上げている。
(まさか、本当に『憑依』しちゃうなんてね……)
彼女の名前は、結衣。
都内の大学に通う、清楚で少し内気な女の子。
そして俺は、そんな彼女の体を内側から乗っ取った、正体不明の精神体。
いや、今はただの「結衣」だ。
今日のメニューは、彼の好物であるハンバーグ。
なぜこんな、絵に描いたような「裸エプロン」なんて破廉恥な格好をしているのかといえば、他でもない。
彼女自身が、大好きな彼氏を驚かせようと、真っ赤になりながら自分で選んだシチューションだからだ。
彼女の記憶が、俺の脳内に甘酸っぱい痛みとともに流れ込んでくる。
『驚いてくれるかな……引かれたらどうしよう……』
そんな健気な本尊の心配を、俺は内側からクスクスと笑い飛ばした。
「心配しなくていいわよ、結衣ちゃん。俺が完璧に、あなたの『可愛い彼女』を演じてあげるから」
カチャ、と玄関の鍵が開く音がした。
心臓がトクン、と跳ねる。
これは俺の緊張ではなく、この体が持つ、彼への純粋な反応だ。
「ただいまー。結衣、もう来てる?」
入ってきたのは、いかにも大学生らしい、少し寝癖のついた青年——拓海だ。
俺はトントンとわざとらしく包丁の音をもう一度響かせ、それから、最高の笑顔を作って振り返った。
結衣の記憶にある「一番可愛い笑顔」の、さらに1.2倍は輝きを増した笑みだ。
「おかえり、拓海くん! 待ってたよ」
「おう、わりぃ遅く……な……っ!?」
拓海の言葉が、文字通りゴミ箱に放り込まれたように消えた。
靴を脱ぎかけの姿勢のまま、彼の視線が釘付けになる。
背中が大胆に開いたエプロンの紐。
そこから伸びる、眩しいほどに何もまとっていない太ももと、華奢な肩。
彼の顔が、みるみるうちに沸騰したヤカンのように真っ赤になっていく。
(あはは! いい反応! 最高に楽しい……!)
俺は結衣のキャラクターを完璧になぞりながら、少しだけ「あざとさ」をプラスすることにした。
わざと首を小さく傾げ、上目遣いで彼を見つめる。
エプロンの胸元が少しだけ浮き、拓海の視線が泳いだ。
「どうしたの? ぼーっとして。……あ、もしかして、この格好、変かな……?」
不安げに、エプロンの裾をきゅっと握りしめてみせる。
結衣の本来の性格なら、ここで恥ずかしさに耐えかねて逃げ出すかもしれないが、俺は違う。この「完璧な彼女のなりすまし」という状況を、心の底からエンジョイしているのだ。
「へ、変じゃ……ない、けど。っていうか、結衣、お前それ……!」
「えへへ、驚いた? 拓海くん、最近お疲れ気味だったから……元気出してほしくて、その、頑張ってみたの」
一歩、また一歩と、裸足の足音を忍ばせて拓海に近づく。
床から伝わる微かな冷たさが、自分が今、確かにこの美少女の肉体を支配しているのだという全能感を満たしてくれる。
拓海の前まで来ると、俺は彼のシャツの袖をきゅっと掴んだ。
結衣の体から、甘いシャンプーの香りがふわりと立ち上り、拓海の鼻腔をくすぐる。彼は完全にノックアウト寸前だ。
23ae52ae No.3734
「ご飯にする? それとも……」
そこまで言って、俺はわざと顔を真っ赤に(これまでの人生の恥ずかしい記憶を総動員して血流を操作した)してみせた。
「……な、なんちゃって! 冗談だよ、恥ずかしいな、もう! ほら、ハンバーグ焦げちゃうから、早く手洗いなさい!」
くるりと背を向け、キッチンへとパタパタ走って戻る。
背後から見える俺の後ろ姿が、どれほど無防備で、どれほど彼の理性を刺激しているか。
想像するだけで、ゾクゾクするような快感が突き抜ける。
「っ、おい、結衣……っ! 待て、それは反則だろ……!」
焦った拓海の足音が近づいてくる。
俺は背中を向けたまま、ペロッと小さく舌を出した。
(ねえ、結衣ちゃん。あなたの彼氏、もう限界みたいよ? どこまで俺が『あなた』として愛されてあげるべきかしら?)
可愛い彼女の皮を被ったまま、俺は次なるイタズラのプランを練り、くすくすと胸の中で笑い声をあげた。
f1070eaf No.3740
「ちょっと拓海くん、急に抱きつかないでよ。危ないでしょ?」
背後から伸びてきた逞しい腕が、俺(結衣)の細い腰をぐっと抱きすくめる。
背中にピタリと密着する、拓海の胸板の熱。
首筋に触れる彼の荒い吐息が、結衣の敏感な肌を粟立たせた。
(うわ、すごい心臓の音。ここまで聞こえてるよ)
俺は心の中でニヤニヤしながらも、声と仕草は完璧に「焦るピュアな彼女」をキープする。
両手に持ったフライ返しと菜箸を持ったまま、少しだけ体をよじって困ったような声をあげた。
「もー、ダメだってば。今ハンバーグひっくり返すところなんだから。焦げちゃったら拓海くんのせいだからね?」
「焦げてもいい。っていうか、今それどころじゃない」
拓海の声は低く掠れていて、余裕がまるでない。
彼は俺の肩口に顔を埋め、結衣の髪の香りを深く吸い込んでいる。
エプロンの紐しか遮るもののない俺の背中に、彼の固い胸が押し付けられるたび、結衣の身体が本能的な歓喜でキュンと疼くのが分かった。
この肉体のリアルな反応すら、俺にとっては最高のエンターテインメントだ。
「ねえ、拓海くん」
俺は少し声をトーンダウンさせ、包丁やフライパンから手を離して、そっと彼の腕に自分の小さな手を重ねた。
そして、ゆっくりと首だけを振り返り、至近距離で彼を見つめる。
「本当に、ご飯、後回しにしちゃう……?」
潤んだ瞳。
少し開いた唇。
結衣の持つポテンシャルを120%引き出した、破壊力抜群の誘惑。
男の俺だからこそ分かる、「男が一番理性を失う表情」の完全再現だ。
「っ、結衣……お前、今日なんかいつもと違う。……確信犯だろ」
拓海の瞳に、獰猛な火が灯る。
彼は俺の身体を強引にくるりと反転させ、キッチンのシンクに押し付けた。
冷たいステンレスが太ももの裏に触れ、その刺激に俺は小さく「ひゃんっ」と声を漏らす。
これも演技じゃない。
この身体が、あまりの刺激に勝手に声をあげたのだ。
目の前には、完全にハメられたとも知らずに、愛しい彼女(中身は男だが)を貪るような目で見つめる男。
(あはは、最高! 騙されてる、完全に俺に溺れてる……!)
「違うよ……拓海くんが、喜んでくれるかなって、思っただけ……っ」
俺はあえて、気弱に視線を逸らしてみせる。
すると拓海は、我慢の限界を迎えたように俺の顎をクイと持ち上げ、そのまま深いキスを落としてきた。
「ん……っ、ふ……」
結衣の柔らかい唇が塞がれ、熱い舌が滑り込んでくる。
脳がとろけるような感覚。
男同士じゃ絶対に味わえない、女の子の身体だからこそ感じる、圧倒的な快感と征服欲が、俺の精神を極上の悦びで満たしていく。
(いいよ、もっと愛してよ拓海くん。この子は『俺』なんだから——)
キスの合間に、拓海の大きな手が、エプロンの下へと忍び込んでくる。
俺は彼の首に細い腕を絡めながら、内なる本尊に向けて、勝ち誇ったように心の中で語りかけた。
(ねえ、結衣ちゃん。あなたの代わりに、俺がめちゃくちゃに愛されてあげる。文句、ないよね?)
388996c4 No.3745
「んっ、はぁ……」
唇が離れると、銀の糸が微かにきらめいて切れた。
拓海の瞳は完全に据わっている。
俺をシンクに縫い付けたまま、その大きな手がエプロンのサイドから、無防備なわき腹へと滑り込んできた。
(よし、もう一押し。もっと壊れるくらい、俺に溺れさせてやる)
ここでただ流されるだけじゃ面白くない。
俺は、結衣の身体が持つ「女の子の武器」をフル活用して、さらに拓海の理性をハメ外させてやることにした。
俺はわざとらしく、ビクッと身体を震わせて彼の胸に両手を添えた。
押し返すためじゃない。
指先に少しだけ力を入れ、彼のシャツをきゅっと掴んで、すがるようなポーズを作るためだ。
「んっ……だめ、拓海くん……そんなに急に触られたら、変な感じ、しちゃう」
潤んだ瞳でじっと見つめながら、吐息混じりの声をわざと耳元に吹きかける。
それと同時に、エプロンの下で、裸の片足を拓海のジーンズの足に、すり、と這わせるように絡めてみせた。
「結衣……お前、本当に……っ」
拓海の呼吸が、一段と激しく荒くなる。
わき腹を愛撫していた彼の指先が、緊張で強張るのが分かった。
「変、かな? 拓海くんに、もっと可愛いって思ってほしくて……色々、お勉強したんだよ?」
俺はそう言って、少しだけはにかむように首を傾げた。
そして、自分の上唇を小さく噛み、誘うようにエプロンの胸元を自ら少しだけ引っ張って隙間を作ってみせる。
隙間から覗く、結衣の華奢な鎖骨と柔らかな膨らみ。
「ほら……ここも、すごくドキドキしてるの。触って、確かめて……?」
拓海の視線が、俺の胸元に完全に釘付けになる。
その顔には、驚きと、それ以上の圧倒的な衝動が限界までせめぎ合っているのが見て取れた。いつもの清楚な結衣からは絶対にあり得ない、あざとすぎる直球の誘惑。
男の俺だからこそ分かる、「これをされたら絶対に理性が吹き飛ぶ」というツボを、正確に突き刺してあげたのだ。
「っ、もう無理。ご飯なんて後だ」
拓海が低く唸るような声をあげた瞬間、俺の身体はふわりと宙に浮いた。
お姫様抱っこ。急な浮遊感に、俺は今度こそ本気で驚いて、彼の首にしがみつく。
「あ、きゃっ……! 拓海くん!?」
「お前が煽ったんだからな。……覚悟しろよ、結衣」
寝室へと向かう拓海の横顔は、完全に獲物を捕らえた肉食獣のそれだった。
腕の中で、俺は彼の胸に顔を埋めながら、口元がニヤけてしまうのを必死で堪えていた。
(あはは! 大成功! 本当にチョロいんだから!)
結衣の身体を通じて伝わってくる、拓海の激しい鼓動と体温。
極上のスリルと快感に包まれながら、俺は次のベッドの上で、どんな「可愛い彼女」を演じて彼を狂わせてやろうかと、ゾクゾクするような愉悦に胸を躍らせていた。
2faf7a6b No.3806
ベッドにドサリと横たえられた瞬間、結衣の柔らかいマットレスが俺の身体を優しく受け止めた。
上から覆いかぶさってくる拓海の体躯は、想像以上に大きくて熱い。
フリルのついたエプロンが大きく捲れ上がり、俺の無防備な肢体がシーツの上に晒される。
(さあ、ここからが本番。もっと俺に狂いなよ、拓海くん)
俺はわざとらしく、両手で顔を覆って顔を背けてみせた。
指の隙間からチラリと彼を盗み見ながら、恥ずかしさに耐えかねているような声を出す。
「あっ、ダメ……電気、消して……? そんな目で見られたら、恥ずかしくて死んじゃう……っ」
「消さない。……今日の結衣、エロすぎて、一瞬も見逃したくない」
拓海の声は掠れ、完全に理性が焼き切れていた。
彼は俺の両手首を掴み、頭の上へと優しく、だけど拒めない力で押さえつける。
これにより、俺の胸元は完全に強調され、エプロンの紐が肌に食い込む。
「んっ……、ぁ……」
俺はわざと背中を弓なりに反らせ、結衣の身体の美しいラインを彼の前に見せつけた。
同時に、小さく吐息を漏らしながら、掴まれている手首の力を抜き、彼の手のひらに自分の指を絡めにいく。
拒絶ではなく、もっと欲しがっているという合図だ。
拓海の視線が、俺の唇から、鎖骨、そしてエプロンの隙間へと、貪るように動いていく。
その熱視線を感じるだけで、結衣の身体が内側からジクジクと熱を帯びていくのが分かった。男の俺の精神すら、この極上の快感に飲み込まれそうになる。
「拓海くん、お願い……優しくしてね……?」
上目遣いで、濡れた瞳で彼をじっと見つめる。
そして、重ねた足のつま先をきゅっと丸め、太もも同士をすり合わせるようにして、もどかしさを演出した。
「……結衣、お前、本当に俺をどうに狂わせたいわけ?」
拓海が低くうめき、押さえていた手を開いて、今度は俺の首筋から胸元へと激しく唇を寄せてきた。
熱い舌が、結衣の敏感な肌を辿るたびに、俺の口から「ひゃあ……っ、ん、んぅ……!」と、自分でも驚くほど甘い悲鳴が飛び出す。
(あはは、すごい……! 拓海くんの手、めちゃくちゃ震えてる……!)
俺が仕掛ける小さな仕草ひとつひとつに、拓海は完全に翻弄され、獣のように俺を求めてくる。
可愛い彼女を完璧になりすまし、その男を手のひらの上で転がす全能感。
「はぁ、っ、拓海くん……もっと、たくさん触って……っ」
俺は彼の背中にしなやかな腕を回し、その引き締まった背中をきゅっと抱きしめた。
結衣の身体の感覚と、俺の邪悪なまでの愉悦が混ざり合い、寝室の熱気は一気に最高潮へと跳ね上がっていった。
29109e22 No.3868
「うっ……、あ……っ!」
拓海の大きな手がエプロンの下、結衣のむき出しの太ももから内側へと滑り込んできた瞬間、俺の頭の中が真っ白になった。
ビクン、と身体が勝手に跳ね上がる。
(な、何だっ!? 触られただけなのに、頭の芯が痺れるみたいに熱い!)
男の俺としての意識が、結衣の肉体が持つ強烈な「敏感さ」に一気に押し流されそうになる。
ちょっと指先が触れただけで、肌に電流が走ったような感覚だ。
「結衣、身体、すごく熱いぞ? 声、めちゃくちゃ可愛い……」
「はぁ、っ、ふ、ふえぇっ。だ、だって……拓海くんの手、あったかくて、その……っ」
必死にいつもの「結衣」のトーンを保とうとするが、声が震えてまともな言葉にならない。
でも、その余裕のないリアクションが、かえって拓海のサディスティックな欲求を刺激したみたいだ。
「いつもより全然感じやすいじゃん。なぁ、ここ、もっと触ってほしい?」
拓海が意地悪く笑いながら、指先で太ももの付け根の柔らかい肌をゆっくりと撫で上げる。
「ん、んぅーーっ! だ、だめ、そこっ、あ、オマエ、じゃなくて……拓海くん、いじわる……っ!」
(やばい、今『オマエ』って素が出そうになった! だけど、この身体、冗談抜きで敏感すぎるだろ! 触られるたびに腰が勝手に浮いちゃう)
俺は必死に理性を繋ぎ止めながら、このゾクゾクするような快感をさらに煽り立てるためのセリフを紡ぐ。
涙目で拓海のシャツの襟元を掴み、ぐいっと自分の方へ引き寄せた。
「いじわる、しないで。早く……もっと、ちゃんとして……?」
「ちゃんとするって、どうしてほしいの? 言ってみて、結衣」
「う、ぅっ。拓海くんの、おっきい手で……めちゃくちゃに、してぇ……」
(よし、完璧なセリフ! 拓海の顔、完全にヤバいことになってる。あはは、俺の勝ちだ!)
「……お前、本当に反則。そんなこと言われたら、もう優しくなんてできないからな」
拓海の瞳が暗く沈み、低く掠れた声が鼓膜を震わせる。
次の瞬間、エプロンが完全に引き剥がされ、俺たちの間にあった最後の境界線が消え去った。
「あっ、はぁっ、拓海、くん!」
(すごい、身体が、結衣の心が、拓海を求めて完全に溶けそう。なりすましなんて忘れるくらい、俺、この身体に溺れちゃいそうだよ——)
dbb8a323 No.3869
「んっ、拓海くん、待って」
さらに深く唇を重ねようとしてきた拓海の顔を、俺は両手で優しく、だけど確実に押し止めた。
拓海が「え……?」と、焦れたような、不思議そうな声をあげる。
「結衣、どうしたの……?」
「ふふ、今日は……キスは、まだ駄目」
(あはは、お預け。キスさせないだけで、この男、今にも泣きそうな顔になるんだから本当に面白い)
俺は少し首を傾げ、結衣の潤んだ瞳でじっと彼を見つめた。
いつもなら絶対に恥ずかしがって口にしないような、でも男の俺だからこそ分かる、最高にエッチな「おねだり」をここぞとばかりに叩き込む。
「あのね……今日は、いつもと違うこと、してほしいの」
「いつもと違うこと?」
「うん。拓海くんの舌で、たくさん可愛がってほしいな、なんて……」
わざとらしく顔を真っ赤に染めながら、俺は自分の胸元に手を添えた。
エプロンを剥ぎ取られて露わになった、結衣の小さな、だけど形の良い胸。
その先端が、部屋の熱気と興奮でキュッと尖っている。
「まずは、ここ……。乳首、優しく舐めて……?」
「結衣っ」
拓海がゴクリと息を呑む音が聞こえた。
いつもの大人しい結衣からは想像もつかない大胆なセリフに、彼の理性のリミッターが完全に弾け飛ぶ。
「いいの? 本当に、そんなこと言って……」
「いいよぉ……っ。ほら、早く……待てない、の……」
俺が胸を少し突き出すようにして誘うと、拓海は飢えた獣のように俺の胸元に頭を埋めた。
次の瞬間、熱い舌先が尖った先端をコリッと弄る。
「ひゃうっ……あ、あぁっ!?」
(ひ、ひえっ!? なにこれ、思った以上にヤバい……っ!)
結衣の身体は、俺の想像を遥かに超えて敏感だった。
ただ舐められているだけなのに、背筋を稲妻が駆け抜けたような激しい快感が走り、腰が勝手にビクンと跳ね上がる。
「ん、あっ、はぁっ、たく、みくん……そこ、すご、い……っ」
「結衣、身体めちゃくちゃ震えてる。ここ、そんなに気持ちいいの?」
「ぅ、うん……っ、ひ、ひゃんっ、あ、ダメ……あ、あっ……!」
(くそ、声がっ、自分でも聞いたことないような、エロい声が勝手に出る! でも、拓海のこの興奮した顔、たまんない!)
激しく愛撫され、俺の頭の中は快感でドロドロに溶けそうになっていた。
だけど、俺の「なりすまし」の愉悦はまだ終わらない。もっと、この男を俺の言葉で狂わせたい。
俺は拓海の少し乱れた髪に指を絡め、彼を胸元から引き離すと、さらに熱い視線を下へと誘導した。
「ねえ、拓海くん、お胸だけじゃ……足りない、よ?」
「っ、じゃあ、次は……どこ?」
拓海の視線が、俺の、いや結衣の、はだけた太ももの間へと吸い寄せられる。
俺はわざと自分で自分の足を少しだけ左右に開き、一番秘められた場所を彼の前に晒してみせた。
「ここ……、拓海くんの、大好きな場所。ここ、たくさん舐めて……?」
「結衣……! お前、今日マジでどうしちゃったんだよ……っ!」
「どうもしないよ、拓海くんに、もっとめちゃくちゃにされたいだけ。おねがい、早く、舐めてぇ……」
(あはは、最高! 拓海、もう完全に俺の奴隷じゃん。可愛い彼女にこんなこと言われて、抗えるわけないよねっ!)
「もう、絶対に手加減しないからな」
拓海は低く唸ると、俺の腰をがっしりと掴み、その顔を俺の太ももの間へと埋めてきた。
熱い吐息が秘部に触れた瞬間、俺はこれから訪れる未知の快感への恐怖と、圧倒的な征服感に、ゾクゾクと身体を震わせるのだった。
80171bb8 No.3879
「んあぁ……っ! あ、ダメ……そこ、そんなっ、ひゃぅううっ!」
拓海の熱い舌が触れた瞬間、脳を直接殴られたような快感が突き抜けた。
身体が激しく弓なりに反り返り、シーツを掴む指先にぎゅっと力がこもる。
(やばい、これ以上は本当に精神までおかしくなる!)
結衣の身体から溢れ出る蜜と、拓海の容赦ない愛撫。
女の子の身体が感じる快感の波は、男の俺の想像を絶するほど深くて重い。
限界を超えた熱さに、もう可愛いフリを維持する余裕すらなくなりそうだった。
「はぁ、っ、はぁっ、たくみ……くん、もう、だめっ」
「結衣っ、もう我慢できない、入れていいか?」
拓海が顔を上げ、荒い息を吐きながら俺の太ももを押し広げようとする。
彼がそのまま覆いかぶさろうとした瞬間、俺の頭の中にひとつの理性の声が響いた。
(待て、正常位はマズい。この至近距離で、結衣の顔のまま拓海とずーっと目を合わせ続けるのは、さすがに気恥ずかしすぎる)
いくらなりすましを楽しんでいるとはいえ、男の俺としてのプライドが、真正面から男の情熱的な視線を受け止め続けることにストップをかけたのだ。
俺はとっさに拓海の胸を手で押し、涙目のまま、ふるふると首を横に振った。
「ん、んぅ、まってっ」
「え? 駄目、なのか?」
「だめ、じゃなくて。あのね、拓海くん、今日は後ろ、向くから……」
「後ろ?」
俺はシーツの上で、這いつくばるようにしてくるりと身体を反転させた。
四つん這いになり、腰を高く持ち上げる。
エプロンを剥ぎ取られた結衣の、白くて滑らかなお尻が、拓海の目の前に大胆に突き出される形になった。
振り返り、肩越しに上目遣いで拓海を見つめる。
頬を赤く染め、わざとらしく涙を浮かべながら、消え入りそうな声で、だけどハッキリと求めた。
「はずかしいから、顔、見ないで、後ろから。拓海くんの、おっきいの、早くちょうだい」
(よし、この体勢なら顔を見合わせなくて済むし、後ろ姿で拓海をさらに煽れる。俺って天才かよ!)
「っ、結衣……お前、本当に!」
バックからの、これ以上ないほど煽情的なおねだり。
拓海の理性の残滓は、今度こそ木端微塵に吹き飛んだ。
背後から、彼の荒々しい手が俺の腰をがっしりと掴む。
「もう、絶対に途中で止めないからな」
「ひゃんっ! ぁ、あぐぅ……っ!!」
熱い質量が、結衣の身体の奥深くへと一気に貫いていく。
強烈な衝撃と、突き上げられるような快感に、俺は枕に顔を埋めながら、甘い悲鳴をあげることしかできなくなっていた。
80171bb8 No.3880
「あ、ぐ、あぁっ! はぁ、っ、ふ、ぁっ、激し……すぎ、るよっ!」
背後から容赦なく打ち付けられる衝撃に、俺の身体が何度もシーツの上で跳ねる。
拓海の手は俺の腰を折れそうなくらい強く掴んでいて、指が食い込んでいるのが分かった。
(ちょっ、待って、これマジでヤバい! 拓海のやつ、完全にリミッター外れてるじゃん!)
普段の結衣とのエッチでは見せないような、獣そのものの荒々しさ。
突かれるたびに、結衣の身体の奥の、一番熱いところにガツンとダイレクトに衝撃が届く。
そのあまりの快感の強さに、頭の芯がジリジリと焼け焦げていく感覚がした。
「結衣、っ、後ろ姿、ヤバすぎる。お前がそんなエロいおねだりするから、俺、加減できない」
「ん、あぅ……っ、い、いいよぉっ、もっと、もっときつくして!」
(あはは、声を我慢するなんて無理! でも、この男をここまで狂わせたのは、他でもない『俺』なんだ!)
背中に感じる拓海の胸板の熱さと、激しく混ざり合う肉体の音。
俺は枕をギュッと抱きしめ、お尻をさらに後ろへと突き出すようにして、彼の激しいピストンをすべて受け入れた。
「はぁ、っ、お前の中、いつもよりすげえ熱い……締まり、よすぎて、俺、すぐイキそう」
「だ、めっ、いっしょに、いこ……? 拓海くん、いっぱいついて、奥に!」
「っ、結衣……っ!!」
(女の子の身体って、こんなに気持ちいいんだ。拓海にめちゃくちゃにされてるのに、ゾクゾクするような支配感が頭から離れない!)
顔は見えなくても、背後から伝わる拓海の絶頂の間近な気配が、俺の興奮を最高潮に跳ね上げる。
可愛い彼女の皮を被ったまま、俺は拓海と共に、激しい快感の濁流へと完全に呑み込まれていった。
80171bb8 No.3881
「あ、はっ! そこ、だめぇっ、あぁあ!」
拓海が激しく腰を打ち付けるたび、結衣の身体の奥にある、飛び上がるほど敏感なスポットにガツガツと容赦なく衝撃が走る。
脳が痺れて引きちぎれそうなほどの快感。
男の俺としてのプライドなんて、もう一ミリも残っていなかった。
(やばい、これ、本当に頭がおかしくなる! でも、もっとっ!)
俺はもう、なりすましの演技をする余裕すら失っていた。
ただ、この極上の快感を骨の髄まで味わい尽くしたくて、本能のままに動く。
四つん這いの姿勢のまま、少しだけ腰を落とし、お尻の角度を微調整した。
彼の一突きが、最も気持ちいいポイントへと完璧に垂直に突き刺さるように。
「ひゃあぁああっ! ん、んぅううっ!」
「っ、結衣、今……奥、すげえ、締め付けられた」
角度がハマった瞬間、あまりの快感の強さに結衣の身体が勝手に反応した。
アソコがキュウッと、拓海のペニスを締め上げるように本能的に、強烈に収縮する。
(あはは、すごい、勝手に締まる! 拓海、もう限界だよね?)
「くそ、結衣、その締め方、マジで、無理! 出る、イクっ!」
「あ、っ、俺も、わたしもっ、たくみくん、いっしょっ、いこ、ぉ……っ!」
お互いの限界が、完全にシンクロする。
拓海が俺の腰を砕けそうなほど強く引き寄せ、最奥まで一際深く、激しく突き上げた。
「っ、結衣ぃいいっ!!」
「あぁああああーーーっっ!!」
ドクドクと、結衣の身体の最深部に熱いものが溢れ出るリアルな感触。
それと同時に、結衣の肉体が激しく痙攣し、俺の精神ごと、真っ白な絶頂の彼方へと吹き飛ばされた。
激しいピストンの音が止まり、静まり返った寝室に、二人の荒い呼吸だけが響く。
「はぁ……っ、はぁ、っ……」
拓海は俺の背中に倒れ込むようにして、しばらくハアハアと激しく息を切らせていたが、やがて限界を迎えたように横に転がった。
いつもなら「結衣、大丈夫?」とか「可愛かったよ」なんて甘いアフタートークをしてくるはずの男が、今日は文字通り指一本動かせないほど疲れ果て、泥のように眠りへと落ちていく。
(あはは……完全に、出し尽くさせちゃった……)
俺は横たわったまま、ピクリとも動かない拓海の寝顔をぼんやりと見つめた。
勝った、という全能感はある。
だけど、今の俺にはそれを誇る気力すら沸かなかった。
(女の子の絶頂って……こんなに凄いのか?)
身体の奥から波のように押し寄せる、ズキズキとした、だけど最高に心地いい余韻。
全身の力が完全に抜けて、指先ひとつ動かせない。
俺はただ、シーツに顔を埋めたまま、結衣の身体に残る熱い快感の残響に、うっとりと身を委ねて浸ることしかできなかった。
d453857e No.3888
(あ、そういえば……ハンバーグ、火は止めてあったっけ……)
ふと、意識の片隅でキッチンの様子が頭をよぎった。
みじん切りにした玉ねぎや、ボウルに入ったひき肉の感触が、まだ結衣の指先に残っている。
(まあ、いっか。あとはこのカップルが目が覚めたあとに、二人で仲良く残りの料理でも何でも作ればいいよね)
やりきった。
完璧に彼女になりすまし、あのチョロい彼氏を骨抜きにしてやった。
これ以上ないほどの満足感と、女の子の身体がもたらす極上の快感の余韻。
十分すぎるほどにエンジョイした。
俺はフッと息を抜くようにして、結衣の肉体の奥底から、自分の精神を引き剥がした。
すう、と視界が引き上げていく。
それと同時に、今まで感じていた生々しい肌の熱さ、身体の奥のズキズキとした余韻、そして拓海の寝息の音が、急速に遠ざかっていく。
ベッドの上には、疲れ果てて眠る拓海と、その腕の中で、まるで甘えるように小さく丸くなって眠る本物の結衣の姿があった。
(あはは、お幸せにね。可愛い結衣ちゃん)
俺は心の中でニヤリと笑った。
(さてと……次はどんな女の子の、どんな裸エプロンシチュエーションを楽しもうかな)
今度はもっと強気なギャル系の子か、それとも年の離れたお姉さん系か。
次の獲物と、さらに刺激的なイタズラのプランを思い描きながら、俺の意識は夜の闇へと心地よく溶けていった。
f2c4c16f No.3986
次の週末。
ターゲットのマンションの前に立つと、俺の胸は高鳴っていた。
前々から「いいな」と目を広げて狙っていた、近所に住むお姉さん系のOL。
落ち着いた雰囲気漂うミディアムボブの髪に、着ている服の上からでもはっきりと分かる、ふくよかな胸と豊満なお尻。
まさに男の理想を詰め込んだような、魅力溢れるスタイルの女性だ。
俺は滑り込むようにオートロックを抜け、彼女の部屋のドアをすり抜けた。
部屋の中に一歩足を踏み入れると、スパイシーで食欲をそそる良い香りが鼻をくすぐる。
キッチンを覗き込むと、ちょうど彼女が手際よくカレーを作っているところだった。
煮立った鍋に、手際よくカレールーを割り入れて混ぜ合わせている。
その姿を見た瞬間、俺は思わず心の中で声をあげた。
(うわ……最高じゃん……!)
服の上から着ているのは、彼女のフェミニンな雰囲気にぴったりな、ふんわりとした可愛いワンピース。
そしてその上には、フリルとレースがたっぷりとあしらわれた、甘いピンクのエプロン。
お姉さん系の落ち着いたルックスと、乙女チックで可愛らしいエプロン姿のギャップがたまらない。
「ふう、あとは少し煮込めば完成ね」
彼女が小さく独りごちた、その瞬間。
(じゃあ、お姉さん。お邪魔させてもらうよ)
俺は一気に意識を集中させ、彼女の身体へと滑り込み、その意識と肉体を完全に掌握した。
すうっと、視界が変わる。
一瞬の浮遊感のあと、身体に伝わってきたのは、ドッシリとした豊満な肉体の感覚だ。
(うっは! 胸が重い! お尻も……何これ、包容力の塊じゃん!)
俺は自分の手——もとい、お姉さんの白くて柔らかい手をグッパーと握り締め、自分の豊満な胸元を見下ろした。
ワンピースとレースのエプロンを押し押し上げるような、圧倒的なボリューム。
「ふふ、いい身体。声も素敵じゃない」
お姉さんらしい、少し落ち着いた艶のある声がキッチンに響く。
お母さんのような温かみと、大人の女性のフェロモンが同居した極上の肉体。
カレーの煮立つ音を聞きながら、俺はミディアムボブの髪を指先でさっと弄り、この身体でどんなイタズラを仕掛けようかと、心の中でニヤリと笑みを浮かべた。
cf089f6a No.3998
(へぇ、あと30分で彼氏、いや婚約者が来るんだ?)
彼女の脳内から記憶を手繰り寄せると、嬉しい情報が転がり込んできた。
しかも、彼女の大好物である話題の店のケーキを買ってきてくれるらしい。
(婚約者かぁ! 大学生の青臭いカップルも良かったけど、大人の婚約者カップルを翻弄するのもゾクゾクするな)
まずは安全第一。
俺はお姉さんの手際でIHコンロの電源をピッと切り、余熱でカレーをなじませる状態にした。
そして、ふんわりとしたワンピースの裾を揺らしながら、クローゼットのある寝室へと向かう。
(さて、とりあえず裸エプロンになるとして……今回は少し趣向を変えてみようかな)
ただの裸エプロンも捨てがたいが、大人の女性の肉体美をより引き立てるアプローチはないか。
彼女の記憶の奥をさらに探ってみると、実に香ばしいエピソードが引っかかった。
少し前に、婚約者と一緒にランジェリーショップへ行った時の記憶だ。
恥ずかしがる彼女に、彼氏が『これが絶対似合う!』と熱烈に推して買わせた、彼の趣味全開の勝負ショーツ。
「ふふ、これね……」
クローゼットの引き出しを開け、そのショーツを手に取る。
清楚な白いレース地をベースに、要所へ大胆にあしらわれた濃紺のアクセント。
生地の透け感とラインのカットが、清楚さと破廉恥さを絶妙に同居させた実にエロいデザインだ。
俺は迷わずワンピースを脱ぎ捨て、ブラジャーも外し、その白色レースのショーツだけを足元からすっと引き上げた。
(うわぁ! 豊満なお尻に食い込むこの感触、たまらん!)
鏡の前に立ち、ピンクのレースエプロンを上から付け直す。
ミディアムボブの髪から覗く、ふくよかな胸の谷間と、柔らかそうな手足。
そしてエプロンの下からチラリと覗く、濃紺のアクセントが効いた白レースのショーツ。
完全な裸エプロンよりも、どこか生々しくて、男の『征服欲』と『嗜虐心』を激しく煽るコーディネートの完成だ。
(あはは! 自分の趣味全開で選ばせたショーツを穿いて、裸エプロンで出迎えてくれる婚約者。こんなの見せられたら、あの彼氏、一体どんな顔するんだろ?)
ピンポーン、とインターホンが鳴るまでのカウントダウンは、あと20分ちょっと。
俺はお姉さんの身体で首をかしげ、鏡に映る艶やかな姿にうっとりと微笑んだ。
dce2348d No.4010
「んふふ……夏美、ね。良い名前じゃない」
鏡の前でポーズを取りながら、自分の——夏美さんの体にうっとりと見惚れてしまう。
記憶を検索してみると、まだ献立にはサラダとスープが残っているらしい。隆史くんを迎える準備としては途中の段階だ。
(まあ、サラダとスープくらい、隆史くんが来てから一緒に作ってもいいよね。それよりも)
鏡に映る、ミディアムボブの艶やかな髪、溢れんばかりの豊かなバスト、そして白レースと濃紺のアクセントが絶妙に食い込む豊満なお尻。
このあまりにもフェロモンたっぷりの極上ボティを目の前にして、ただ隆史くんの到着をじっと待っているなんて、俺の好奇心と欲望が許さなかった。
(まずはこの身体のポテンシャルを、俺自身で試しておかないとね)
俺は鏡に向かったまま、そっと自分の右手を伸ばした。
レースのエプロンの隙間から、ふっくらとした夏美さんの胸元へと滑り込ませる。
「んっ……ぁ……っ」
指先が柔らかな肉の隆起を包み込み、先端の突起をコリッと優しく摘み上げた瞬間、夏美さんの口から甘い吐息が漏れた。
前の女子大生(結衣ちゃん)とはまた違う、大人の女性ならではの包容力と、じわっと熱が広がるような独特の感度が指先から伝わってくる。
(うわ……すごい柔らかい! 軽く触っただけなのに、こんなに反応が良いなんて)
もう片方の手は、エプロンの裾を少しめくり、例の「隆史くんの趣味全開ショーツ」の上から、お尻の豊かな膨らみを撫で回す。
キュッと食い込んだレースの生地越しに伝わる、熱を帯びた肉感。
指を滑らせて股間の部分に触れると、すでにうっすらと熱い蜜が滲み始めているのが分かった。
「はぁ、っ隆史くん……こんなエッチなパンツ、履かせちゃってっ」
鏡の中の夏美さんの瞳が、ほんのりと潤み、熱を帯びていく。
大人のお姉さんの顔が、自分の手で解きほぐされて淫らに染まっていく様子をリアルタイムで鑑賞する全能感。
たまらない快感が脳裏を駆け巡る。
(あはは、隆史くんが来る前に、俺だけで『味見』しちゃった。でも、準備運動としては最高だね)
自分の指先で夏美さんの身体を十分に愛で、その極上の感度を確かめた俺は、熱くなった吐息を整えながら鏡に向かってニヤリと微笑んだ。
ピンポーン。
ちょうどその時、玄関のインターホンが軽快な音を鳴らした。
予定通り、美味しいケーキを抱えた隆史くんの到来だ。
「ふふ、お待たせ、隆史くん。最高の『ごちそう』を用意して待ってたよ……」
俺は夏美さんの艶やかな声を部屋に響かせ、ショーツとエプロンの位置を少しだけあざとく整えると、隆史くんを出迎えるために玄関へと向かった。
fca639d3 No.4029
ガチャリ、と鍵を開けてドアを少しだけ開ける。
隙間から覗いたのは、手提げ袋を下げたスーツ姿の男性——隆史だ。
真面目そうで優しそうな目元が、俺(夏美)の顔を見るなりパッと華やぐ。
「夏美、ごめん、少し早くなっちゃっ……て……」
隆史の言葉が、途中でぴたりと止まった。
玄関の照明に照らし出された俺の姿を、彼の目が上から下へとゆっくり舐めるように泳ぐ。
ミディアムボブの髪、ふっくらとした鎖骨、レースのエプロンから覗く生々しい素肌。
そして何より、エプロンの下から覗く、見覚えのある白と濃紺のレースショーツ。
「な、夏美……? お前、その格好……っ!?」
隆史の手から、ケーキの袋が危うく滑り落ちそうになる。
顔がみるみるうちに真っ赤になり、彼の手が微かに震え始めた。
(あはは! 期待通りのリアクション! 婚約者さん、完全にテンパってるじゃん)
俺は夏美の持つ大人っぽい包容力溢れる声を使い、わざと困ったように首を傾げてみせた。
胸元の豊満な膨らみが、その動作に合わせて揺れる。
「あ、隆史くん。おかえりなさい……ふふ、ちょっとびっくりした?」
「びっくりした、じゃなくて……! なんで、裸にエプロン……しかも、それ、この前一緒に買ったショーツ……っ!」
「だって……隆史くんが『これが一番似合う』って言ってくれたから。……早く見せたくて、我慢できなくなっちゃって」
俺は一歩踏み出し、玄関で呆然と立ち尽くす隆史の首元に、柔らかい腕を絡めた。
夏美の身体の豊かな胸が、彼のスーツの胸元にむにゅっと押し付けられる。
隆史の喉が、ゴクリと鳴った。
「カレーはもうできてるの。でも……サラダとスープを作る前に、もっと素敵な『お返し』、隆史くんにあげようかなって……」
耳元で、吐息を混ぜて囁いてあげる。
それだけで、隆史の身体がビクッと跳ね上がり、彼の中の「男」の理性がパキンと音を立てて砕けるのが分かった。
(よし、大人の婚約者もイチコロ! さーて、この極上のお姉さんボディで、どこまで狂わせてあげようかな?)
俺は夏美の顔で艶やかに微笑みながら、隆史の手を引き、部屋の中へと招き入れた。
129f1bfd No.4032
「夏美。お前、本気で言ってるのかっ?」
隆史はケーキの袋を急いでテーブルに置くと、吸い寄せられるように俺(夏美)の腰へと手を回してきた。
スーツ越しでもわかる彼の手の熱さと強さ。
真面目そうな婚約者の理性が、俺の仕掛けたあざといトラップで見事に崩壊していく。
(ふふ、やっぱり大人の男性でもイチコロじゃん。隆史くん、目が完全に肉食になってる!)
俺は夏美の柔らかい身体を彼にゆったりと預けながら、豊満な胸を彼の胸板にしなだれさせた。
ミディアムボブの髪から覗く首筋をわざと晒し、上目遣いで彼を見つめる。
「本気じゃなきゃ、隆史くんが買ってくれた大事なショーツ、こんな風に穿かないよ?」
「ダメだ、もう我慢できない!」
隆史は俺を抱き上げようとするが、俺はその胸をそっと手で制した。
ただ流されるだけじゃつまらない。お姉さんらしい余裕を見せながら、彼を極限まで焦らしてやるのだ。
「待って、隆史くん。ベッドに行く前に……ここで、少しだけ私に意地悪させて?」
「意地悪?」
「そう。隆史くんが私をどれだけ好きか、確かめたいの」
俺は彼の首に腕を回したまま、お尻を少しだけ引き、エプロンの裾から覗く白レースのショーツを彼の太ももに擦り付けた。
食い込んだ濃紺のアクセントが、彼のスーツ地にすりすりと触れ合う。
「あっ、夏美……そんな風に動いたらっ」
「ふふ、隆史くんのここ、すごく熱くなってる。ねえ、私にどうしてほしい……?」
(あはは、たまらない! 婚約者としての夏美の包容力と、俺の邪悪なあざとさが合わさって、隆史くんを完全にコントロールできてる!)
耳元で艶っぽく囁きながら、俺は夏美の豊満なボディを存分に駆使して、彼の理性を一歩ずつ着実に追い詰めていった。
d5d38b64 No.4071
ソファにドサリと押し倒されると、夏美さんの豊かな肉体が大きく揺れた。
ふんわりとしたクッションに包まれ、その上から隆史くんの逞しい体躯が覆いかぶさってくる。
レースのエプロンが乱れ、白地に濃紺のアクセントが映える勝負ショーツが、太ももの付け根まで大胆に露わになった。
「夏美……本当に、綺麗だ……」
隆史くんの瞳は興奮と情熱で完全に据わっている。
彼は俺(夏美さん)の顔を両手で包み込むと、我慢の限界とばかりに激しく唇を重ねてきた。
「んっ!? ふ、ぁっ」
大人同士の、深く重いキス。
舌が絡み合うたびに、夏美さんの身体の奥からジクジクとした甘い熱が湧き上がり、脳の芯が痺れていく。
(うわ、すごい、大人のキスってこんなに濃厚なんだっ! 隆史くん、めちゃくちゃ夢中になってる……!)
俺は彼をさらに狂わせるため、自分から首に腕を回し、お返しとばかりに舌を絡ませ返した。
同時に、ショーツに包まれた豊満なお尻を少し持ち上げ、彼の太ももにぐっと擦り付ける。
「っ、はぁっ! 夏美、お前……今日、エロすぎるだろっ!」
唇が離れると、隆史くんは荒い息を吐きながら、俺の胸元へと顔をうずめた。
ピンクのエプロンを押し分け、ふくよかな膨らみを思い切り揉みしだきながら、先端の突起を激しく舐め吸い上げてくる。
「あ、あぁっ! 隆史、くんっ! そこ、気持ちいい!」
(ひゃあっ!? 夏美さんの身体、胸の感度がヤバすぎる! 触られるだけで、頭の中が真っ白になりそう!)
自分から仕掛けたイタズラなのに、夏美さんの肉体が持つ圧倒的な感度に、俺自身の意識まで飲まれそうになる。
隆史くんの手がエプロンの下をくぐり、勝負ショーツの濃紺のラインをなぞりながら、秘められた熱源へと滑り込んできた。
すでにたっぷりと蜜を吸った白レースの生地越しに、彼の指先が優しく、だけど力強く蠢く。
「夏美……ここ、もうこんなに濡れてるぞ……」
「っ、だ、だってっ。隆史くんが、カッコよすぎるから」
潤んだ瞳で上目遣いに彼を見つめ、あざとく吐息を漏らす。
婚約者としての愛らしさと、俺が吹き込んだ淫らな仕草。
その完璧な融合に、隆史くんの理性の糸は跡形もなく吹き飛んだ。
「もう……待てない。夏美、俺のものになってくれ」
「ふふ……いいよ。隆史くんの好きなように……めちゃくちゃにして……?」
俺は夏美さんの艶やかな笑みを浮かべ、彼を受け入れるようにゆっくりと太ももを押し広げた。
婚約者を完全に手のひらの上で転がす全能感と、これから訪れる極上の快感に、俺は胸の中でゾクゾクと愉悦の笑いを深めていくのだった。
388bfe74 No.4118
「んっ……あぁ、隆史くん……っ」
隆史の手が、夏美の身体の曲線を愛しむようにゆっくりと辿っていく。
決して乱暴ではなく、まるで宝物を扱うような丁寧で優しい愛撫。
だけど、それがかえって夏美の肉体が持つ感度を極限まで引き出していく。
(うわっ、大人の愛撫ってこんなにじわじわ効くの!? 優しいのに、熱さが身体の奥にどんどん溜まっていく!)
まずは、白レースのショーツに包まれた豊満なお尻。
丸みのある肉感を掌全体で優しく包み込み、ゆっくりと揉み解すような手つき。
食い込んだ濃紺のラインを指先でなぞられるたび、夏美の腰がビクンと小さく跳ねる。
「はぁ、っそこ、お尻……そんなに優しく触られたら……っ」
続いて、手はピンクのエプロンの隙間をぬって、ふくよかな胸へと向かう。
溢れんばかりのボリュームを溢れさせながら、ふんわりと包み込み、熟した果実を慈しむように丁寧に優しく揉み上げる。
指先がキュッと尖った先端を優しく撫でまわすと、夏美の口から我慢しきれない声が零れた。
「ん、あぅ……っ! ふ、ぁっ……お胸、気持ちいい……っ」
(あはは、可愛い声が勝手に出てくる! 夏美さんの身体、トロトロに溶けるような感じやすさだ!)
そして、隆史の手はゆっくりと下腹部を辿り、最もしっとりと熱を帯びた股間へと行き着く。
すでに蜜で濡れ始めた白レースのショーツ越しに、彼の長くて温かい指先が、優しく、優しく円を描くようにいじり始めた。
「んぁっ……! あ、ダメ……っ、そこっ……!」
デリケートな場所を指先で優しく突かれ、撫で回されるたびに、脳裏に甘いシビレが走る。
必死に声を抑えようと唇を噛むが、夏美の肉体から溢れ出る快感は隠しきれず、高めで可憐な喘ぎ声が自然と溢れ出して部屋に響き渡った。
「あ、ぁっ、っ、指、やさし……すぎて、おかしくなっちゃう…」
「夏美の声、すごく可愛いよ。もっと気持ちよくなっていいんだからね」
隆史の優しい囁きと、どこまでも丁寧で甘い手指の動き。
婚約者からの愛情たっぷりの愛撫に包まれながら、俺は夏美の身体がトロトロに甘く解けていく最高の快感に、うっとりと浸り続けていた。
e28482b8 No.4176
「ん、あぁっ……! た、隆史くん……もう、指だけじゃ……やだぁっ……!」
優しすぎる愛撫にじらされ続けた夏美の肉体は、すでに全身が熱く火照り、限界を迎えていた。
白レースのショーツは愛液でぐっしょりと濡れ、豊満な胸が荒い呼吸に合わせて上下に激しく揺れている。
(お姉さんの身体、もうトロトロじゃん! 隆史くんの優しさが逆に焦らしになって、本能が叫びたがってる!)
俺は夏美の潤んだ瞳で隆史をじっと見つめると、自分でショーツの端を少しだけ横にずらし、溢れ出る熱い蜜を彼に見せつけるように太ももを開いた。
「お願い……隆史くんの熱いの、ちょうだい……っ? 私の奥まで、ぜんぶ埋めて……」
大人の女性の包容力と、狂おしいほどのおねだり。
そのギャップに、耐えていた隆史の瞳の奥で最後の理性がブツリと切れた。
「夏美! もう、絶対に手加減しないからな…!」
「あ……っ! んぁあぁああーーーっっ!?」
隆史が勢いよく腰を押し進めると、極太の熱量が夏美の最奥へと一気に貫いていった。
打ち付けられた強烈な衝撃と、隙間なく押し広げられる圧迫感に、夏美の身体がシーツの上で大きく跳ね上がる。
(ひゃああっ!? すっごっ! 隆史くん、普段は優しそうなのに、男の体がすっごく雄々しい!!)
「はぁ、っ、く……! 夏美の中、すごく締め付けてくる……! めちゃくちゃ気持ちいいぞ……っ!」
「あ、っ、あぐぅっ! たか、しくんっ……すご、いっ、奥まで……届いてるぅっ……!」
ソファの上で重なり合う二人の肉体。
隆史の激しいピストンが始まるたび、夏美の豊満な胸と柔らかいお尻が淫らに揺れ動く。
婚約者同士の深い愛と、俺が吹き込んだ背徳的な興奮が混ざり合い、二人をどこまでも甘い快感の渦へと引きずり込んでいった。
8d3f5353 No.4415
「はぁっ、隆史くん、休憩はもう終わり。ねえ、もう一回……愛し合お?」
完全にヘトヘトになってソファで息を整えていた隆史の胸に、俺(夏美)は豊満な胸をぐっと押し当てた。
汗ばんだ肌と肌が触れ合い、甘い熱気が再び二人の間に立ち込める。
「な、夏美? まだやるのか? お前、今日どうしちゃったんだよ」
驚く隆史の言葉を遮るように、俺は彼の上になり、レースのエプロンを大きく揺らしながら腰を跨がせた。
普段の夏美なら絶対に口にしないような、男の俺だからこそ思いつく恥ずかしくて淫らな言葉を、耳元でたっぷりと囁いてやる。
「だって……隆史くんの『おちんちん』、私の中をすごく気持ちよくしてくれるんだもん。もっと、夏美の変態なところ……隆史くんにいっぱい教えてあげるね?」
「っ……! お前、そんな言葉!」
婚約者の口から出た信じられない暴言に、隆史は目を丸くして絶句する。
だけど、脳が混乱しようと、男の肉体は嘘をつかない。
俺の過激なセリフと、下腹部に押し当てられたふくよかな肉感に刺激され、彼のペニスは瞬く間に凶悪な熱さを取り戻していった。
「ふふ、隆史くんのここ……もうこんなにガチガチ。言葉の意味なんて、もうどうでもいいよね?」
「くっ……あああ、もうどうにでもなれ!」
理性を完全に手放した隆史が、下から勢いよく腰を突き上げる。
「あぁあーーーっっ!! ん、あっ……! すごいっ、そこぉ……っ!」
(あはは、最高……! 言葉責めで頭をバカにさせて、極上の肉体で殴りつける! 夏美さんの身体、マジで最高すぎるよ!)
二度目の愛し合いは、さっきよりもずっと濃厚で、互いの快感を貪り合うような激しいものになった。
打ち付けられるたびに揺れる豊満な胸、白レースショーツ越しに伝わる熱い蜜の感触。
夏美の身体が奏でる可憐な悲鳴と絶頂の波を、俺は心の底から満喫した。
「はぁ……っ、はぁ……っ……」
二度目の濃厚な絶頂を迎え、部屋に静寂が戻る。
隆史はもう完全に燃え尽き、夏美の身体を抱きしめたまま、満足そうな顔でスースーと深い寝息を立て始めた。
(ふぅ……大満足。大人のカップルも、めちゃくちゃ楽しかったな)
汗に濡れたミディアムボブの髪を指で払いながら、俺は夏美の身体の感覚を静かに手放していく。
すうっと、意識が肉体から浮き上がっていく。
夏美の身体に残る熱い快感の余韻と、隆史の温かい体温が遠ざかっていくのを感じながら、俺は眠る二人の姿を見下ろした。
(隆史くん、ケーキ食べる体力、残ってるといいけどね。お幸せに、お姉さん)
自分の意識へと戻りながら、俺は次の週末に思いを馳せ、静かに夜の闇へと消えていった。
f7c0673d No.4427
また別の日。
今度のターゲットは、30代後半の艶やかな色香を纏った大人の美女だ。
落ち着いた大人の雰囲気を漂わせる彼女の部屋に忍び込み、その優雅な佇まいを確認する。若々しさとは一味違う、しっとりと熟した肉体の魅力。そして何より、これまでの経験によって「開発され尽くした」極上の感度を持つ身体だ。
俺は躊躇することなく、彼女の意識へと滑り込み、その肉体を完全にジャックした。
すうっと視界が切り替わり、全身を包み込むのは、熟成されたワインのように濃密で深みのある肉体の感触。
(うわっ、何これ! 肌の質感からして、今までの女の子たちと全然違う……っ!)
俺は早速彼女のクローゼットから、彼女の魅力を一番引き立てる大人っぽい黒のレースエプロンを取り出した。
服をすべて脱ぎ捨て、素肌の上に直接そのエプロンを身に付ける。
鏡の前に立つと、そこには豊満なバスト、キュッと引き締まったウエスト、そして豊かなヒップラインを持つ、完璧に仕上がった大人の美女の姿があった。
裸エプロンという破廉恥な格好が、彼女の洗練されたフェロモンと合わさって、恐ろしいほどの破壊力を放っている。
そっと自分の胸やお腹、そして太ももへと手を滑らせてみる。
「んぁ……っ……! ぁ、やだ……っ」
ほんの少し指先で撫で回しただけで、身体の奥から波打つような熱い快感が湧き上がり、吐息混じりの甘い声が勝手に漏れ出た。
(嘘だろ!? まだ軽く触っただけなのに、こんなに反応するの!?)
長年の経験と彼氏(あるいは夫)によって隅々まで開花された彼女の肉体は、まさに快感の感度の塊。
少しの刺激でも全身の神経がビクンと跳ね、股間からはあっという間に熱い蜜が滲み出してくるのが分かった。
(あはは、すごすぎる! この開発され尽くした身体なら、どれだけ激しい快感に浸れるんだろう……)
俺は鏡に映る熟れた美女の身体にうっとりと見惚れながら、この極上の肉体で味わうことになる甘美な時間の始まりに、ゾクゾクと胸を躍らせた。