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[R] No.1546
「うぉ、ほんとに水着のお姉さんになるバイトなんだ」
プールの監視員の女の子にそう声をかけたら、頬を赤らめて恥ずかしそうに小声で答えた。
「ば、ばか、監視員のバイトだよ!正体がバレるし恥ずかしいだろ!」
「あ、やっぱり清彦なんだ」
「…ぁ、しまった」
まぁ、女のふりしようとしたら、そのまま強引にナンパしてからかうつもりだったけどな。
俺に正体がバレた清彦は、しかたなく休憩時間に俺とベンチに座る。
「しょうがないだろ。客の女は男にじろじろ見られたくないし、女性の監視員だと男が溺れたフリして人口呼吸せがむとかセクハラひどいから、普通はTS監視員なんだよ。知ってるだろ?」
知ってる。
「だから俺をヤラしい目で見てもキモいだけだぞ」
いや、元が清彦だって知ってるからヤラしい目で見たくなるんじゃないか。
「確か夏休みだし1週間ずっとこのバイトだったよな」
「…そうだけど…?」
「毎日男に戻ったり、また女になったりするわけ?」
「……そ、そうに決まってるだろ…」
嘘だ、とピンとくる。TSにも費用はかかるから、期間中女のほうがバイト代はいい。
いや、むしろ清彦はそれが目的だろう。家でじっくり自分の女体を楽しむのがな。
なんとか手伝ってやりたい。なんなら1週間といわず夏休みずっとバイトしたくなるくらいに。
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